2012年6月1日金曜日

【プロとアマの違いの話】

【プロとアマの違い(1)】

右の図は少し前にSNSでみかけたプロとアマチュアの仕事の進め方の違いを示すグラフ。早い段階で全体像を見せ、締め切り時点は必ず期待を超える品質の仕事に仕上げる。確かにプロはこうでないといけないと思います。

細部にこだわり全体観をなくすと、求められる成果にも辿りつけないかもしれません。それでは意味がないですものね。

【プロとアマの違い(2)】

次の表は、その昔カンブリア宮殿で大和ハウスの会長さんがふれていたらしいプロとアマの違い表です。
言われたことを作業として捉え、締め切りまでに終わらせる、という感覚ではプロの仕事はできないということだと思います。
自らのミッションを認識し、期待を超えることを習慣化すること。可能性を追求してこそのプロなんですね。




【プロとアマの違い(3)】
最後にプロとして仕事の品質を上げていくキーワードとして「3S」を思いつきました。一般的に3Sというと仕事の基本「整理、整頓、清掃」らしいですが、この3Sはシンプル、ストレート、スピーディ。

◆シンプル:
簡単なことを難しくいうのは比較的簡単です。問題の本質はつきつめれば一言で表せないといけません。戦略策定も課題解決も全て同じです。プロならばシンプルにしていくこと、無駄なことを削っていくこと、成果を最大化するために集中すべき本質を見極めることに貪欲である思います。

◆ストレート:
島国や村社会は特有のファジーな美徳はビジネスにおいては障害になります。傷つけないように、嫌われないように、気まずくならなうように、言いたいことも言えなくなってくると、組織は疲弊し、効率や品質は悪化していきます。思った意見は口に出して意見を戦わせる。サラリーマン川柳で「我が上司 命令ファジーで僕ビジー」ってのもありました。ストレートに議論し判断を先送りしないこと。これも重要と思います。

◆スピーディ:
そして、とにかくスピードです。忙しいから仕事が滞るというのは嘘です。上記のグラフの示す通り、スピードをあげることによって失敗を回避でき、挽回が可能になり、品質があがります。これを追求してこそプロだと思います。