しかし、そんなSMART化の流れに逆行するがごとく、今回の話は「馬鹿になれ」。モノゴトを進める上で、戦略をつくることは重要だけど、ある段階に来たら、とにかく、四の五の言わずやってみることも重要です。
往々にして人間、歳をとってくると能書きは言えるようになりますが体が動かなくなります。仕事に慣れて初心や感謝の気持ちを忘れると、横柄になったり、頭でっかちにもなりがちです。 変化に対する耐性がなくなり、チャレンジする意欲が低下してくると、人も組織も、いよいよ本格的な老いの状況に入ります。 そういえば映画「ウォールストリート」のCMで「本当の失敗は挑戦しないことだ」ってコピーが流れています。石橋を叩くだけ叩いて結局渡らないなら、何も生み出さないですからね。
では、そうならない為に、どういう心持ちであるべきなのでしょうか。 その一つが「馬鹿になれ」のような気がしてきました。早速、Google検索してみるといい話がひっかかってきましたのでご紹介です。
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●まずはアントニオ猪木。自身の詩集 タイトルずばり「馬鹿になれ」
馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる
本当の自分が見えてくる 本当の自分も笑ってた
それくらい 馬鹿になれ
さすがです。
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もう少しソフィストケートされたものだとスティーブジョブズの「STAY HUNGRY, STAY FOOLISH」スタンフォード大学の卒業式でジョブズが行ったスピーチはあまりにも有名です。そこで最後に言っていることばが「STAY HUNGRY, STAY FOOLISH」。
最近は高校英語の教科書にものっているらしいです。人生を見失いそうな方は是非、見てみてはいかがでしょう。(YouTube字幕版もあります。金言満載です。)
http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html
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●エッジが効いてるところではDIESELのメッセージ。「BE STUPID」
ファッションブランドのDIESELの「BE STUPID」もいいです。「自分らしく生きること」、「失敗を恐れず、何度でも挑戦すること」、そこにチャンスがやってくる。。。 SMARTなんてクソくらえだ!
上のお店の看板、ブランド名より「BE STUPID」のが大きいです。
Nikeの”Just do it"、Adidasの“Impossible is nothing"が優等生なメッセージに思えるほど
革新的で、かっこいいなと感じます。
「利口な奴は頭の言うことを聞く。馬鹿な奴はハートの言うことを聞く」
「利口な奴はそこにあるものしか見えない。馬鹿な奴はそこにありえるものも見える」
「利口な奴は評論をする。創造するのは馬鹿のほうだ」
「馬鹿はしくじることもあるかもしれない。でも利口な奴はトライさえしない」
現状維持じゃ面白くないですよね。 イノベーティブなチャレンジを志向するときに「BE STUPID」な考え方がいいな、と感じました次第です。。
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